浅田弘幸先生の漫画「テガミバチ」についてコミックスからネタバレ、イラストやイベントなどの情報まとめ


浅田弘幸原作『テガミバチ -LETTER BEE-』

区域(エリア)

アンバーグラウンド(AG)

アンバーグラウンド(AG)

四方を海に囲まれた夜が明けない国。様々な人種・種族が暮らしている。本島は海から繋がる川で3つに分断されている。一般には階級別に「アカツキ」「ユウサリ」「ヨダカ」という3地区に分かれているとされるが、実際にはアカツキの手前に「カゲロウ」が存在し、実は4区域に分かれている。
他の地区に出かける際には政府から発行される「通行許可証」を持つ必要がある。
政体は表向き女帝政だが、実際には軍事政権をとっている。女帝はアカツキの太陽の下に君臨すると言われている。また、女帝はアンバーグラウンドでは信仰の対象でもあるため、それにちなんだ宗教的な施設やアイテムも多い。

アカツキ

アカツキ

AGの首都であり、人工太陽に照らされた特級・上流階級の人間が暮らす都会と言われている。常に光に包まれているため、鎧虫は一切生息しないという。巨大な王冠のような形をしており、その中心部分が首都アカツキ、その周りがカゲロウである。
ゲートキーパーにより許可された強い「こころ」の持ち主しか入れない。その正体は最強の鎧虫・スピリタスの誕生を防ぐため、首都にたどり着くことができる強靭な人々の「こころ」をスピリタスに与え続ける場所。
それゆえ、ラルゴは首都の人間を「アカツキにとらわれし人々」と表現している。実際には光がほとんど存在せず、AGで最も暗い闇に包まれた場所である。

ニューグレンジ

アカツキ中心部へ向かう地下通路。首都の人々の「こころ」、漂流思念があふれ出しており、強靭な「こころ」がなければ漂流思念に取り込まれ通過は難しい。

ダグダの大釜

首都の人々から「こころ」を吸い上げる装置。ハチの巣型をしており、その一つ一つに人間が捕らわれている。彼らは生きている者の、度重なる「こころ」の摂取により既にまともな自我を失っており、命とこころが失われるまで二度と出る事はない。

アヴァロン

女帝の間。ヘッド・ビーにしか扱えない巨大な心弾銃、そして心弾銃と一体化した女帝が存在する部屋。

カゲロウ

カゲロウ

アカツキの手前に存在する秘匿された区域。AGでは考えられない程に広大で豊かな農地が広がっているが、その実態は人工太陽に奪われた人々の「こころ」を糧に育った作物であり、働いている農夫たちは罪悪感に苛まれ苦しんでいる。
アカツキ入りを選定される者が到達できる場所で、アカツキのゲートキーパーに不適格と判断された場合は、このカゲロウで要職に就くことになる。 また、裏では人工精霊計画の犠牲となった失敗作や、精霊になれなかった者が廃棄される実験体廃棄場などがあり、実験もここで行われていた。AGで最も明るい場所である。

ユウサリ

ユウサリ

中流階級の人々が暮らす地域。中心都市である中央(セントラル)には、「テガミバチ」の拠点「郵便館BEE-HIVE(通称:ハチノス)」が所在する。

祈りの丘

ユウサリ中央の町で人工太陽の「光」を一番近くに感じることができる、ゴーシュとアリアのお気に入りの場所だった。

ハニー・ウォーターズの町

ユウサリ中央の北西に存在する町、小さな町だが現在は反政府勢力の活動拠点。この町の湧水には毒素が含まれているので、直接飲むことはできない。

ホールデン・コールフィールド

調査船プログレが建造された場所。ユウサリの西にある。

アストル

12年前の「瞬きの日」、政府の飛行船が墜落した場所。

ワルツ・フォー・デビイ

ユウサリで唯一カゲロウ付近の水に反射した「こころ」が流れ込む入り江。流れ込んだ「こころ」はわずかな時間残留するため、鎧虫の餌場となっている。

ヨダカ

ヨダカ

労働者・下等階級の人々が主に暮らす地域。主な鎧虫が生息し、住民たちの心も荒廃していて治安も悪く、ほぼ全土が危険地帯。住民たちの利益は、そのほとんどが政府に吸い上げられてしまうが、中には外海からの密輸により裕福な暮らしをしている地域もあるらしい。

コーザ・ベル

ラグの生まれ故郷。ゴーシュがラグを「テガミ」として集荷した場所でもある。

ブルー・パンプキン山脈

ヨダカ南部の山脈、人通りが少なく鎧虫ダイキリが生息している危険地域。

ブルー・ノーツ・ブルース

ヨダカ北の氷河の里。ニッチのルーツである伝説の生物「摩訶」の目撃証言が残る。洞窟(ブルー・ノーツ・スケール)にはニッチの双子の姉が住んでいる。ニッチが生まれた場所でもある。

ジョゼの白砂漠

美しい綿毛を飛ばすチップ花が咲いている。鎧虫ブッカーズが生息している。

キャンベル・リートゥス

ラグが配達後育てられた港町。ヨダカの最南端にあり、外海から海賊も立ち寄る違法港がある。

ブッコロリの森

巨大なブロッコリーのような木が生い茂る森。鎧虫フォア・ローゼスのテリトリー。

キリエ

通称デッド・エンド(行き止まりの町)。ユウサリへと続く橋「ビフレスト」がある町。ユウサリに渡ろうとする旅人が多く集まる宿場町だが、「通行許可証」を持たない旅人は「ビフレスト」をわたることができない現実に直面するため、すさんだ雰囲気を持つ町である。

シレトク

ブルー・ノーツ・ブルースよりさらに北、最北端目前の巻き岩のある場所。その中はステーキの種族であるカペルマイスターの里であり、最後の精霊虫が住んでいる。

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テガミバチ関連

テガミバチ

人々に「テガミ」を届けることを仕事とする国家公務郵便配達員「BEE」の通称。制服の帽子にあるテガミバチの紋章は人工太陽の正体で鎧虫・スピリタスを象ったものである。
彼らは鎧虫を倒すための武器を所持し、いかなる危険が伴おうとも「テガミ」を届けることに従事する。なお「テガミ」は、はがきや小包に限らず、ラグのような「人」やダーウィンのような「動物」もこれに含まれている。

ヘッド・ビー

テガミバチの中における最高称号者。彼に運べない手紙はないとされる。ゴーシュとラグの目標である。
現在ヘッド・ビーの称号を持つのはロプト・センダックただ一人である。政府の重要な配達以外は首都勤務。
本当の役割は人工太陽に首都の人々から集めた「こころ」を打ち込み、鎧虫・スピリタスを封印し続けることである。

相棒(ディンゴ)

「テガミバチ」と行動を共にする相棒。特に制限はなく、訓練ができるならばどんな生き物でも良い。金(リン)が払えるなら格闘家などを雇うことも可能。

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生物

鎧虫(ガイチュウ)

鎧虫(ガイチュウ)

闇の世界であるヨダカとユウサリに生息する、身体を硬い鎧に覆われた巨大な虫のような生物。人間の「こころ」を感知して襲い掛かってくる生物。普通の武器では、鎧(=外皮)に弾かれてしまう。
倒すには心弾銃から打ち出された「こころ」を、鎧の内側に響かせるしかない。「精霊虫」が目覚め鎧虫化すると、例外なく人工太陽の「光」を目指す。
いずれも名前の由来はアルコール飲料である。

アルビス種

銀髪と暗褐色の瞳を持つ人種。ゴーシュ、シルベットはアルビス種である。
ラグもアルビス種の影響を色濃く受けているとされている。
感受性が鋭いらしい。

精霊になれなかった者

人工精霊計画の犠牲になり、様々な生物たちと融合されたと主張する者たちのこと。

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アイテム

精霊琥珀

太陽に代わり、太古から大地の地下深くに眠るエネルギー資源。「精霊」という木々や大地の霊的エネルギーが虫に宿った選ばれた生き物「精霊虫」が琥珀化したもの。「テガミバチ」はこれと他のアイテムを組み合わせて武器として使用している。

心弾銃

国家公務郵便配達員BEEのほとんどが使う銃型の武器の名称。精霊琥珀を媒体に心弾を装填・発射する。その特性上琥珀なしでは機能せず、持っていても心弾銃を使いこなせるほどの心がないとやはり使えない。
あくまで装備している銃はこころを弾丸にするためのイメージを作りやすくする道具にすぎないため、必ずしも銃である必要はなくコナーの心地雷やアリアの心弦楽器など別の物で代用している者もおり、極端に言えば手から心弾を撃つことも可能。

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組織・施設

ハチノス

ハチノス

ユウサリ中央にある郵便館「BEE-HIVE」の通称。ラグをはじめとするテガミバチはここを拠点に仕事をしている。

ハチノス医療班

仕事柄、「こころ」の消耗が激しい「BEE」達の健康を管理するためハチノス内に設置された医療所。専属医師はDr.サンダーランドJr。

ビフレスト

ビフレスト

ヨダカとユウサリを繋ぐ橋。ヨダカ側にはシグナルユウサリ側にはシグナレスという門番(ゲートキーパー)がおり、橋の入り口の門より管理している。
通行者を黒水晶製の特殊なパイプ煙草の煙で認証する。ヨダカ側には不正な手段で橋を渡ろうとする者を排除するため、アロンジという巨大なトカゲがいる。アロンジは第4話にてニッチにより尻尾を切られた。

リバース (Reverse)

AGの「再生」を目指すと主張している反政府組織。リーダーはロレンス。当初は「略奪者(マローダー)」や「精霊になれなかった者」などが所属していたが、現在は政府に反感を持つ住人、未来に希望を残そうとする者たちが集まっている。 人工太陽こと鎧虫・スピリタスを滅ぼすことを目的としている。

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その他

リン

AGの通貨単位。

キール

AGの長さの単位。

刻(こく)

AGの時間の単位。現実で換算すると「1刻=1時間」。自然の太陽が存在しないAGでは昼も夜も存在しないため、時間の概念は住人にとって生活の重要な指針となる。

人工太陽

人工太陽

アンバーグラウンド全体から見える太陽。アカツキでは太陽のように、ユウサリでは夕暮れのように、ヨダカでは月のように見える。
実は生体であり、人々から「こころ」を奪って力の供給を行う。その光を浴びて育った作物には奪われた「こころ」が宿り、その作物は一時的に言葉を話す。過去、「瞬きの日」に一度だけ点滅し巨大な胎児のような不気味な姿を現した。詳細は不明だが、「オカアサン」と発声する。
また、偶然か否か、調査船で瞬きを見た被害者は全員右目を奪われている。

瞬きの日

12年前の311日目、人工太陽が力の供給のために点滅した日。この「瞬き」により、ゴーシュは母親の記憶を失った。
政府の発表では「人工太陽の調査および調整を行った日」とされている。この日、ラグを含め5名の人間が人工太陽の「こころの欠片」を持って生まれており、その5人から太古の重要な記憶を集めることで、アンバーグラウンドの真実を解き明かし、世界を正常化させることができるという。

プログレ

瞬きの日に墜落した政府の人工太陽調査船。ユウサリの西、ホールデン・コールフィールドで建造された。建造に関わったのはホーダイ・フランクリン、カマハン・ネギッシ、ロレンス。
人工太陽の瞬きによって搭乗者のほとんどが死亡したため、生存者はジャン、カミュ、セイン、ホーダイ・フランクリン、ジック・バロール、Dr.サンダーランドJrの6名のみとなった。アニメ版ではセインが死亡しているため、人数が合わない。

聖なる夜

アニメ第12話で登場。北で行われる女帝を祭るお祭り。テガミバチは赤い服を着て、恵まれない子供にプレゼントを渡す。こちらの世界で言うクリスマスに近い。なお、聖なる使者は子供の願いを1つ叶える義務がある。相棒(ディンゴ)はこの配達には同行できない。

人工精霊計画

政府が行っている「こころ」を永遠に生み出し続ける「人工精霊」を作り出す計画。現在も何百、何千という失敗が続いており犠牲者は多い。
「こころ」を永遠に供給できるようになれば、スピリタスの封印を永遠の物とすることができるため、政府は多くの犠牲を払いながらも研究をやめようとしない。

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アンバーグラウンド語

アンバーグラウンド世界の文字ルール

AG語 文字のルール

単行本の20巻で文字のルールが解説された。作中に出てくるテガミの宛名や書類などに先生の呟きが散りばめられているので、読み解いてみると面白い。

以下、いくつかご紹介。

テガミバチ単行本第2巻
単行本第2巻

「年賀
読者
様へ」

テガミバチ単行本第6巻
単行本第6巻

「こんにちは。
これを読んでいるあなたは
本当に素晴らしい…
愛しています。
これからも共に
旅をしよう。
浅田弘幸」

テガミバチ単行本第19巻
単行本第19巻

「そろそろネコが
飼いたいけれど
子供が小さいから
大変かなぁ…」

テガミバチ単行本第20巻表紙
単行本第20巻表紙

「共に旅していただいた
みなさん。本当に
ありがとうございました。
こころから。」

TVアニメ「テガミバチ」第1期全巻収納BOX
アニメ第1期全巻収納BOX

「ありがとう
親愛なる
ファンのみなさんへ」

TVアニメ「テガミバチ REVERSE」第2期全巻収納BOX
アニメ第2期全巻収納BOX

「みなさんの
思い出に残る
アニメなるといいな」

ジャンプフェスタのラグバルーンが持っているテガミ
ジャンプフェスタのラグバルーン

「101-0051
東京都千代田区
神田神保町3丁目13
株式会社集英社
ジャンプスクエア
浅田弘幸 様」

紐で見えない部分もあるが、住所なので前後の文脈から判読可能。

ステーキファミリートートバッグ
ステーキファミリートートバッグ

「焼いたらおいしい
仲良し家族」

『テガミバチ完結記念&浅田弘幸画業30th記念原画展』を記念して作成された、浅田先生×Judy On The Roof.コラボアイテム。イラストは描き下し。

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